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紅梨の気分で更新されたりされなかったり。気まぐれブログ。
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今日の羊さんに関するエピソード徒然日記。

それは、一時間目が終わって迎えた昼休み。唐突に、いつも友人Cが私の元へやって来ました。私のクラスは四組で、彼女のクラスは二組。それなりに距離もあるのに、一体どうして?
すると彼女はおもむろに、胸ポケットからあるものを取り出し、私に寄越しました。
小さな羊さん二匹。
そういえば、何時かの帰り道、彼女の鞄で揺れる小さな羊さんが可愛くて誉めたら、それを見た彼女に、いっぱいあるからあげる、と言われたような事がありました。
そんな記憶を掘り起こしながら改めて見てみると、やっぱりかわいい。私は嬉しくて、意気揚々と、移動教室にまで持って行きました。
しかし、授業を聞きつつ配られたプリントにメモを取るという作業に勤しむ中、段々とその二匹を手に持っているのが邪魔臭く感じられてきました。だからといって何処かに放っておいたら、物忘れの激しい私のことですから、紛失してしまいかねません。貰って早々それは避けたい。それに授業も直ぐ終わるところだったので、やはり我慢するかと諦めたその時、私は視界を悠然と囲んでいるシルバーのフレームに気がつきました。今朝気分で装備してきた、伊達眼鏡。これは、と閃きました。耳にかけていた所からマスコットの紐を通し、そのまま再び装着(詳細は画像参照)。するとどうでしょう、私が頭を動かす度に、二匹の羊さんが目の前で楽しそうに踊ってくれるのです! なんて可愛らしい!! また嬉しくなった私は、私の姿を見て可笑しそうにする人達にその眼鏡を自慢しながら、次の体育にまでかけていきました。先生に喧嘩を売るつもりで。
案の定、体育では授業が始まってすぐに注意され、外さざるを得ませんでした。まぁ予想通りです。
予想を裏切られたのはその次の物理の授業。ユーモラスで愉快なO先生は、私の眼鏡に気がついて、第一声に仰いました。
O先生「かぁーわいい!」
注意・男性の先生です。
O先生「それは何、ファッションですか?」
ちょっと違うけど、私はついノリで頷いてしまいました。すると先生はへぇーと言いながらまじまじとこちらを見つめられ。それが周りの注目と相まって流石に恥ずかしくなったのと、注意される前にと思って私が眼鏡を外すと、先生は慌てたように仰いました。
O先生「あっ、外さなくていいですよ」
マジでか。
O先生「あ、でも、目の前で羊がこう、ブラブラしていると、羊を数えているみたいで眠くなりません?」
なりませんけれど、それよりも、問題点は其処なんですか。
そう思いながら、皆さんの注目が私から黒板に戻った頃合いを見計らい、揚々と眼鏡を装備し直した私も私ですがね。
そして面白かったのは五時間目の英語の授業。流石の私も小テスト中に注意されるのは嫌だったので、その間だけは外していましたが、それが終わると、すぐに装着し直しました。そのまま暫くは平和に授業が進みました。しかしT先生が私の近くを歩いたその時、先生は驚いた様子でこう仰いました。
T先生「どうしたの!?」
え、どうもしませんけれども。と惚けたのも一瞬。私は直座にその場の空気を読み取り、物理で経験した羞恥をまた繰り返すのを躊躇って、直ぐに眼鏡を外しました。そうするとT先生は何も言わずに頷いて、授業を続けられました。それに安心した私は直ぐにまた眼鏡をかけ、そのまま授業に臨みました。するとT先生が寄ってきて、私に尋ねました。
T先生「どうしちゃったの? その眼鏡」
嫌みとかでは全くなく、心配の色さえもちらつかせてそう仰る先生に眼鏡の単純な構造(=通しただけ)を説明すると、T先生は微妙な顔をして仰いました。
T先生「私も何て言ったらいいのか判らないけど、一応、辞めておこうか」
私も微妙な気持ちで、一応、外しておきました。
休み時間は休み時間で、
“すれ違う生徒達 誰もが振り返る♪”
状態。これはもう今日一日貫き通すしかないと感じて、一度は部長に止められるものの、二度目にお墨付きを頂いて、部活にまで装着していきました。先輩の威厳? そんなものは元よりありませんし、知りません。
部活に行ったら行ったでKさんが私から羊さんを奪い、
Kさん「ま~わるま~わる 羊が回る~~♪」
と歌い、爆笑してしまい。しかも改めて見ると片方がいい感じな紫色で、尚笑いが込み上げ。その時私は心中で、この羊さん(紫の)に『エレフ』と名付けることを決めました。黒い方は思い付かないので、黒いの、もしくはブラックと呼びたいと思います。……あ、クロニカとか?

以上、たまに奇怪なことをして周りの反応を楽しんでいる紅梨の日常でした。



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プロフィール
HN:
紅梨
年齢:
32
性別:
女性
誕生日:
1992/09/02
職業:
学生
趣味:
アニメ・漫画、創作、歌
自己紹介:
 詳細は内・緒v
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